【矢沢永吉】俺が追いかける、たった一つの道
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注目のコメント
「結局、向かうところが大事なんだ」
ビジョンなり、夢なり、目標なり。それが壮大でも、遠大でもいいし、人から見たらちっぽけでもいい。
向かうところを見定めて、とにかくやりきる。繰り返し、繰り返し、やり続ける。そして、やり抜く、やり切る。
自分ができることを、自分がやれる範囲で構わない。それをやり続ける。
夢や目標は叶えるものじゃない。やり続けたことが積み重なり続けた結果として、気付いたら叶っているもの。糸井重里さんとの名著「成りあがり」を読んでもわかるんですが、永ちゃんって「目標管理」の達人だと思います。自分は何をしたいのか、具体的なその成功イメージをクリアに持つ。
で、そのためには何をすべきか、を細かく切り刻んで、じゃあ今やることはコレだな、と。夢を「夢」に終わらせないで、自ら手元に手繰り寄せながら生きてこられた感じがします。
で、これでいいのかな、と常にチェックインする。自分を信じると同時に、軌道修正することを恐れない。明確な成功イメージの下に、上手くファンを裏切り続ける。昔の成功体験に拘らない。
そりゃカッコいいわけですよ。70歳ですよ。昔、雑誌のインタビューで「日本にミックジャガーみたいなヒト、居ないでしょ?オレがやるよ」って言ってたの見て、フーン、ぐらいにしか思ってなかったんですが、ホントにそうなってる。すごいです。「ここが自分の向かうところなんだ」というものを見つけてやることが大事なんだとはっきりしましたね。
→ホントそう。不幸せな人は、ここを他人任せにしてるか自信が無いんだよな。「この道しかない」「この道がやっぱり一番好き」という「決意」に近い、一歩め。
それがあれば、失敗も味わい深いゲームの楽しさになる。
儲かる道や親が喜ぶ職業も選ぼうと思えば選べたけれど、「子どもたちといる時間が一番好き」と30歳で見定めて、そのための実力を磨いてきたが、60歳になっても、毎日本当に幸せ。特に夏は子どもたちと大自然の中で遊び続ける日々で、最高に幸せだ。
大切なのは、一歩めの決意だよね。