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相模原殺傷3年「風化させない」 無念刻み、犠牲者19人悼む

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  • 株式会社ゼネラルパートナーズ 障がい者総合研究所 主任研究員

    当事者の皆さんやそのご家族にとっては、今も記憶から拭えない出来事だと思います。

    そして、あの事件が他の障害のある方々にも大きな影を落としたことは、忘れてはならない事実です。

    その多くは事件の凄惨さに対する悲しみだけでなく、社会の差別・偏見に対する不安でした。

    以前に障がい者総合研究所で調査をした際も、障害者の方々から以下のようなたくさんの声をいただいています。
    ーーーーーーーーーー
    ■「障害者は必要ない」という容疑者の言葉に、匿名のネットユーザーの人たちが賛同していて胸が苦しく辛かった。 婚約者や友人、支援者のように温かい目で見守ってくれる人たちが、私たちにはまだまだ少ない気がして、悲しい気持ちでいっぱいになった。

    ■犯人の間違ったメッセージが垂れ流しのように報道され、それに感化される人が出るのが不安だった。

    ■心が傷んで鬱が再発しそうになった。

    ■容疑者が「障害者なんかいなければいいんだ」と発言したのを知って、自分のことを言われた気がした。

    ■犯人も統合失調症と言われており、自分と同じ病気なので、別の意味で偏見が怖い。
    ーーーーーーーーーー

    事件から3年。
    改めて、振り返る必要があるように思います。


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