ジェフ・ベゾスを動かした1通のメール |アマゾン ジャパンができるまで 第1回
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注目のコメント
懐かしい。自身が関与したアマゾン・ジャパンの立ち上げ。
「さっそく、入手したアドレス「jeff@amazon.com」に、「日本でオンライン書店を始めようとしている。興味ありますか?」旨のメールを送信。
すると、なんと翌日、Faxで返事が来た。そこには、「関心がある。M&AブティックのJTPジャパン・トランザクション・パートナーズにいる、アマゾンのM&A担当のニック・ベネッシュに連絡をするように」と書かれていた。
岡村はさっそく、五反田のオフィスにニック・ベネッシュを訪ねた。ニックはアマゾンからリテイナー・フィーをもらって、各国にパートナーを探し、橋渡しをする任を負っている人物だった。
会うなり、「あなたは何者ですか」と質問してきたニックに、岡村は「仲間と一緒に相当な時間を投資してオンライン書店を研究している」と答えた。結果、岡村、西野、西川、そして、ジェリー・カプラン著『Startup』のURLを岡村氏に送ったあの人物、ほか1名がそれぞれ、ニックから面接を受けることになった。
ベゾスとの面会、そして「信濃川プロジェクト」発動
その後、「ジェフが会いたいと言っている」という連絡があった。サラリーマンである岡村には、9月3日前の3連休しか選択肢がない。ほかの2人も予定を合わせ、往復5万円の飛行機を自腹で予約し、シアトルへ。」