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人種差別批判などで、党派対立が厳しさを増すなか、財政面での混乱が回避されそうなのは、吉報といえるでしょう。今の局面で懸念されていたのは、財政事情の悪化ではなく、金融危機後に定めた財政再建のための厳しい歳出上限が変えられず、来年度が緊縮財政になってしまうことでした。まだ議会の投票待ちですが、今回の債務上限引き上げに合わせ、歳出上限の引き上げでも合意となる見込みになりましたので、そうしたリスクは回避されそうです。
夏休み前の議会の駆け込み仕事。それにしても「債務上限」が政治争点する状況は過去にはなかったのですが、ティーパーティ運動以降、常態化。
ロイターによると、シューマー民主党上院院内総務、ペロシ下院議長もすぐに声明を公表し合意を確認しているようです。もはや上限自体で大きく揉めることはなく、プロレス状態ではありますが、毎回議会と政府の間に債務上限についての確認があることで、多少は大統領の牽制にはなっています。
こちらのツイートです。

「I am pleased to announce that a deal has been struck with Senate Majority Leader Mitch McConnell, Senate Minority Leader Chuck Schumer, Speaker of the House Nancy Pelosi, and House Minority Leader Kevin McCarthy - on a two-year Budget and Debt Ceiling, with no poison pills....」
「....This was a real compromise in order to give another big victory to our Great Military and Vets!」
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1153420653938262019
短期的にみれば、ほっとしました。一方で、長期的にみれば、財政規律の緩みが心配です。