入社後の「こんなはずじゃなかった」を招く就活・採用の問題点
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21卒のこれから就活をする方が、リアリティショックに陥らないための私なりのアドバイス。
①池井戸潤の小説を読め(ドラマでも良い)
②長期インターンをせよ
③Vorkersを見よ
②と③は説明不要だと思いますが、私のおすすめは①。
どういうことかというと、就活生が情報収集する中で得られる情報は、やっぱりポジティブな情報が多い。キラキラ系のベンチャーとか見てたら「楽しそうでしょうがない」ですよね。
でも実際仕事って、キラキラして楽しいことなんて極わずか。むしろほとんどの仕事は「端から見たら面白くなさそうだけど、やる意義を感じている人はやりがいを感じている」という感じ。
池井戸潤の小説は、サラリーマンの苦悩がリアルに描かれています。これらも知った上でキラキラした部分も見てください。それがバランスというものです。時代の流れとともに新卒の就職活動も変わってきているとは思いますが、私自身はその昔、何かと「やりがい」ばかり強調する企業説明会に辟易していました。「やりがい」の押しつけとでも言いますか…。
中途半端に幻想を抱かせても、誰も幸せになりません。就活、採用のフィールドにいますが、
まだまだ透明性がない、その場ありきの短期的なゲームになってしまっています。
入社3年後、5年後まで具体的にイメージをすり合わせ、
リアルなマッチングができているケースは少ないです。
期待と満足のギャップが大きくなればなるほど、
社員からのネガティブな意見は出てしまうので、
いかにエントリーの段階で期待を適切に擦り合わせるか、
期待しすぎてもダメだし、期待しなさすぎてもダメ。
良い塩梅でエントリーマネジメントができる企業が増えることを望みます。