【解説】サニブラウンや小池が出す、9秒台という「時間」の価値
NewsPicks編集部
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注目のコメント
記事中にあるように100mは「人間の根本的な能力の戦い」です。
格闘技は技術や戦術が大きな割合を占めますが、100mの場合は技術戦術関係なく、素質で叶わないことはあるはず。ただ日本人の身体能力も伸びていると思うし、競技寿命も延びているのでこれから多くの競技でパフォーマンスは成長していくはずです。100mで9m秒台を出す偉大さは誰もがなんとなく分かるけれど、その道のプロから見れば、何がすごいのか。100mという最もシンプルな競技の奥深さをここまで解説できるのは、トップスプリンターより小柄の末續さんが、世界で互角に戦うための工夫をしてきたことにあるのでしょう。明日の後編では、末續さんが39歳になった今も現役で走り続ける理由に迫ります。来年の五輪までに、スポーツの本当の意義を掘り下げていきたい。
思い出したのは、二宮清純著『1ミリの大河』。
1ミリのような差でも、そこを超えるか超えないかは大河を渡るほどの違いがあるというお話。
ましてや短距離走は「人間の根本的な能力の戦い」だから、100分の何秒を縮めることの純度の高さたるや。
日々の仕事で企画が通るかといったことにも、「1ミリの大河」はありますね。