東京圏の都市鉄道混雑率、昨年度の横ばい 大阪・名古屋圏は微増

コメント

注目のコメント

• 佐久間 大

  完全に街づくりのデザインを失敗してますよね。日常的な満員電車って明らかな異常事態です。
  
  有効な方法で挙げられるのが、楽天の二子玉川移転です。通勤の上りと下りを逆にすることが出来れば、分散出来るなと思います。
• 寺前 秀一

  人流・観光研究所長 (観光学博士)www.jinryu.jp

  ・2019年07月22日

  まず、コメントは自分の生きてきた時代のことしか実感できないのでバイアスがかかるが、あえて記述。
  
  通勤地獄は新宿、北千住に代表された東京が問題であったので、関西圏等はこれに比べれば問題はない。
  
  首都圏は、戦争直後の流入規制と都心部の低密度住宅政策を反映して、郊外に発展した。その結果、国鉄の五方面作戦が展開されたが、国鉄に有利子負債を負わせた財政政策の結果、巨額の累積債務が国鉄民営化を引きおこした。
  
  パリ、ロンドン並みの都心政策を展開すれば、山手線の外側には武蔵野の面影を残す農村風景が今でも存在したかもしれないが、人口減少時代を迎え、空き家が残る状態になりつつある。
  
  山手線の外に展開された住宅政策は、大衆消費を刺激し、内需中心の日本経済を発展させた功績は大であり、否定するものではないが、混雑率解消に都市鉄道投資を行う時代はすぐに終了することを認識しておかないといけない。