知りたいのは「もっと泥臭いストーリー」ミレニアル世代が求めるクローズドコミュニティのつくりかた
コメント
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心理学的な側面からみても、すごく素晴らしいコミュニティだと思います。
クローズドかつ同じ境遇の方々が集まるコミュニティというのは人間が自己開示をするときの条件が整っているので信頼関係を築きやすく、悩みも解決に向かいやすいので、満足度も高いのではないかと思います。
心理学から見た2つの良い作用
1つ目は類似性の法則
人は自分と共通点がある人には、心がオープンになり親しみを感じやすい、というものがあります。
こちらのコミュニティのように同じ境遇の人たちが集まることで自然と信頼関係を築くことの出来る場になっているのではないかと思います。
同じ悩み、という共通点であることは特に信頼関係を築きやすい要素でもあります。
2つ目は返報性の原理
人は何かされた時に相手にお返ししたいという気持ちになるという心理的作用です。
こちらのコミュニティでは、参加した時点で自らの悩みを開示していることと同義だと思います。
なので、自己開示をしてくれた人には自己開示をしようという返報性の原理が働き、さらに信頼関係を築くことができ、クローズドな環境ゆえにオープンな心で会話できるのだと思います。
そして、
信頼関係を築くうえでは相手の話に耳を傾ける、という「傾聴」がとても大事になります。
こちらのコミュニティでは周りの人に対して無関心にはなることはないかと思います。なので自然とお互いが傾聴する姿勢になっているので信頼関係を築きやすいのだと思います。
こういった心理学的な側面から見ても、参加者の方々が信頼関係を築き、悩みを解決の方向へと向かわせる素晴らしいコミュニティだと感じました。
注目のコメント
等身大の、泥臭い話を共有するためのコミュニティ。これは本当に素晴らしい取り組みだと感じました。応援しています!
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まったく話がそれてしまうのですが、こうしたクローズドなコミュニティは、いろいろな分野で求められています。牽強付会の感もあるのですが、例えば、本記事の「働くママ」を「スタートアップの起業家」に置き換えると、そのまま自然に読めてしまいます。
「世の中にある<働くママ/スタートアップ経営者>の情報は...。もう本当にすごすぎて、尊敬するのだけど、正直これは自分に置き換えたときに参考にできないよね...。ほんとうにに知りたいのは、等身大の情報。ここに関してまだまだ不足していると思います。問題の当事者である私たちが本当に知りたいことって、どうやってその問題を乗り越えてきたのかという、もっと、泥臭いストーリだと思うんです」
いろいろな選択、いろいろな人生の生き方がある中で、いろいろなコミュニティが、社会に増えていき、そのノウハウを共有できれば素敵だな、と思いました。同じ悩みを抱えるワーママ同士で、ナレッジ共有したり課題を相談できる場があると、それだけで心が軽くなる側面は大いにあると思います。
一方で、本当に解決しようとすると、
仕事面では上司や同僚の深い理解が、
プライベートではパートナーの協力が必要になります。
頑張っている当人以外も、仕事と育児の両立のしんどさを理解する機会が広がり、社会全体で応援していけるようになるといいなと思います。育児ノウハウは当事者が必要とすることが多い。
逆に育児卒業した人がノウハウ多いも、もう育児後の別の課題に優先順位が移っている。
ウチもオムツこだわってたのに、3人目がオムツ卒業してから会話にも出ず。
コミュニティがストーリーを蓄積・共有・汎用化していくことにも意義があると思います。ぜひ続けて欲しい。
#時間 #データ #マーケティング