中国、金融の外資規制緩和を拡大 対米貿易交渉にらみ
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カードの世界でも外資規制があります。VisaやMastercardは自由に決済ネットワークを構築できません。唯一Amexのみ許されているのですが、それは中国企業との合弁だから。当局が関与できないものは、許可しないという方針です。
中国で決済カードといえば、ICをベースにした銀聯カード。この牙城を壊したのが、AlipayとWeChat Payです。上海虹橋空港のコンビニでは、VisaやMastercardは使えません。国際空港なのに。従来は中国企業に50%未満の出資しかできなかった外資系金融会社に、51%まで出資を認める改定が行われたのは昨年6月末のことでした。摩擦が強まる貿易分野と異なり、金融分野では今も欧米と中国の関係深化の傾向が続いています。
この規制緩和で欧米の金融会社が本格的な中国進出を決断するのかどうか、そしてトランプ大統領をはじめ中国に警戒感を示し始めた各国政府がどこまでそれを許容するものか。カネの面で中国の安定と覇権に大きく影響しそうに感じるだけに、今後の動きが気掛かりです (@@)対米貿易交渉によって意外に中国の金融開放を速める。いいところもある。
もっと開放することによってアメリカの閉鎖的な行動と対抗する。
これでは中国はもっと開放になり、アメリカはもっと閉鎖になっていく。