「安倍外交」とは何だったのか…政権7年間の真価が今問われつつある
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選挙の前なので、2009年から2012年までの民主党政権時代の3年間の日本の外交がどうだったかを振り返ってくれれば良かった。全く何もしなかった、できなかった3年間だった。外資系企業に入って来た海外と全くやり取りできないくせに文句ばっかり言う営業社員のようだった。
日銀を使った円安(インフレ)政策と、「米に媚び、中に手を差し伸べる」両面外交。これらだけをもっても、安倍政権を支持します。もともと、安倍さんをはじめとするネトウヨ的勢力は大嫌いでしたが、いざ、政権を握った彼の現実的な政策運営は非常に好感のもてるものでした。ビジネスマンとして見ていて、何よりも安定感があります。屁理屈とパフォーマンスで、内ゲバを繰り広げた民主党政権より、はるかに良かったです。
その外交に対する冷静な分析が本稿です。どちらかと言えば、批判的な結論。ただ、この類の批判は、誰が政権を握っても、同じことを言うはずです。ロシアとの四島返還が二島論に後退しただけで進んでいない、などの言い方は、それぞれの問題がどれだけ難しいものかを前提にしない学者らしい意見です。外交には相手があります。その人たちと対等に話ができていて、本文にもある『「動いている」感覚が大事』という、まさにその通りだと僕も思います。本稿のつまらないタイトルは、外交の本質を歪めるものです。