大人の胸にも刺さる「人生観の授業」 フィンランドの教育はなぜ世界一なのか
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「教える」ではなくて「考えさせる」教育
フィンランドと日本は、歴史・文化・国民性・宗教性も異なりますので、一概に真似出来ないかもしれませんが…
①教師は医師と同じ位の年収。
従って、必然と質の高い教育者が集まる
②飛び級も留年もある
上記、2点は大きいと思っています。
私の幼少期もそうでしたが、日本の詰め込み教育では、周囲とディスカッションする機会や積極的に発言する機会はほぼ無かったように感じます。
もしかすると、江戸時代の寺子屋の方が、
現代の教育制度より充実していたのかもしれません。
*余談*
歌舞伎「菅原伝授手習鑑 寺子屋」は、涙無しには観れない傑作ですよね。一人ひとりが考える。
簡単なことじゃない。自分の考えなんか持つより、常識的なことを覚える方が楽。正解がある問題しか与えられずに育ってきたから。
大人ですらそんな状態です。だから、子どもたちが自分で考えられるようにすることは苦手。
苦手だからこそ、考えることの価値、人生を豊かにする大切な手段であることをしっかり認識して、子どもの教育を再考する必要があります。15歳でこれを学ぶのか。私は大学生で考えたテーマです。
「権利と義務」についてはこう述べる。
「権利は、義務も伴う。多くの義務は、私達自身が何を正しい、何を間違っている、と考えるかによる。また、法律で決められていて、遵守しなければならない義務もある。たとえば、子どもには教育への権利があるが、教育は義務でもある」
「社会は、私達が法を守り、人として生きることを求める。もし法律や規則を破った場合は、罰則が伴う」
こうした原則を教えた上で、子どもに次のようなことを考えよ、と質問する。
「・権利と義務はしばしば一緒になっている。もし、自分で宿題について決める権利があるとしたら、どんな義務がついてくるだろうか。
・現在の社会が認めないような権利は、あっただろうか。
・いつも守らなければならない義務を5つ考えなさい。
・それぞれの場での、義務と権利をあげなさい。学校。家で。休日」
宗教をまなばい生徒にこれを学ばせるというのも、
宗教の価値を再考させますね。
pickありがとうございました。
元書籍も読んでみます。