韓国中銀、予想に反し3年ぶり利下げ 追加緩和を示唆
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注目のコメント
韓国銀行(中央銀行)が政策金利を1.75%から1.50%に引き下げた理由は、輸出規制を巡る日本との対立が大きな要因の一つだと思いますが、それ以外にも輸出、投資、内需の不振に、雇用問題が回復していないことが理由であると考えられます。
前回の会合で利下げバイアスが出ていました。市場予想に反して、ではありますが、前回の会合をみていれば、ありうる選択でした。アメリカが利下げに転じる方向という、世界的な金融情勢も考慮する必要があります。
前回会合についての報道
https://newspicks.com/news/3938202
そのため、日本との貿易の話よりも、構造的・マクロ的な状況の方が利下げの動機ではないでしょうか?具体的にはカン・ハンナさんが指摘されているポイントです。
この手の記事をみるたびにおもいますが、最近のキャッチーな話題に引きずられる傾向があります。どの国の中銀も、マクロプルーデンシャル政策は、もっと中長期的に考えているはず。そもそもの中央銀行の役割はそういうものですし、韓国銀行を含め、複数国の中銀関係者とはなした印象でもそう感じています。
下記記事のように韓国銀行総裁が貿易問題と言っていますが、そもそもマクロ的に利下げ圧力が。政治的な配慮のある発言でしょうか。中銀は政治からの中立性が求められますが、政治配慮であれば、それはそれでよくない。ちょうどよい口実と言えるかもしれません。
https://newspicks.com/news/4063855