キャリアに行き詰まったとき 打開のための5つのステップ
コメント
注目のコメント
スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授によって提案された「計画的偶発性(プランドハップンスタンス)理論」を引用するまでもなく「キャリア」ってデザインできる人が少ないと思います。
凄いキャリアを実現した人は、意外と与えられた世界を一心不乱に突っ走った方も多いのではないでしょうか。
N新聞の「私の履歴書」の登場人物もあまり明確なキャリアを描いてない方が多いような気がします。人生の節目では明確な意思決定(選択)はしていますが。
多くの本物のリーダー(例.キング牧師)がリーダーシップを勉強しなかったように、
多くのイノベーター(例.スティーブ・ジョブズ)がイノベーションを学んでいないように、
キャリアも理解するだけでは不十分だと思います。
3つに共通するのは、「当人の止むに止まれぬ強い思い」。
これは必要だと思いますが、これも育成には不向きな領域だと思います。
さまざまな経験の中で湧き上がるのを待つのみかもしれません。
「啐啄」とでも言うのでしょうか。5つのステップは以下の通り。
1. 一歩引いて考える
2. 視点を変える
3. ブレーンストーミングで選択肢を考える
4. 新たなキャリア候補を試してみる
5. 目標を特定する
イノベーションを如何に起こすかにもフレームワークの様なものがありますが、それとかなり似ているように感じられます。世の中を革新するか、自分自身を革新するかの違いなのかもしれません。他の方も述べられていますが、最初から明確に自身の中長期キャリアを描き、そのレールに乗ってこれた方って殆どいないのでは?という感覚です。
そうではなく、振り返ってみたら過去の自分の1つ1つの選択が積み重なってキャリアを形成していた、というイメージ。
自分もここまで都度迷いながらキャリアを創ってきましたが、1つ言えるのは、迷ったらワクワクする方、迷ったら難しい方、を選んできた気がします。
若い方には、いい大学いい会社に入るための勉強ではなく、人生の岐路にたったときに、採り得る(進める)選択肢を増やすために、「良い勉強」をしてほしいなーと思いますね。