日本のキャッシュレスが遅れる2つの理由
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注目のコメント
一部事業者のセキュリティ意識が低いせいで業界全体の遅延を招いていることは確かでしょう。
本当に皮肉なものです。
彼らはよく「セキュリティはイノベーションを遅延させる」と言ってたのでしょうが、今は彼らがセキュリティをおざなりにしたばかりにキャッシュレスというイノベーションを遅延させています。
滑稽でなりません。統一サービス作って、マイナンバーカードとセットにしてしまってよいなら政府としてもハッピー、決済端末喜んで小売店にばらまくと思います。政府がやらなきゃ(強制しないと)統一なんてできないです。
消費データおさえられれば、まず税を取り損なうことないですからね。消費しない人はいない、溜め込むためだけに所得や資産を隠す人はいないので…。ついでに消費や物価の統計もほぼ自動作成できますかね。医療費控除、セルフメディケーション税制なんかはわざわざ申告しなくても自動計算。年金や児童手当も勝手にチャージされます。
なんて話を受け入れていただけるなら、日本でも統一サービスできちゃうと思います。現金の廃止と、 国税その他行政職員や銀行郵便局窓口人員の大幅な削減も可能でしょうか。
…ホラーストーリー語るつもりが、案外よいかも、と思えたり。某Fintechベンチャーの若き創業者と話をしてふと気が付きました。
日本で、キャッシュレス化を民間企業がリードすることが当たり前だと思っている理由は、多くの決済ネットワークの構築に政府(国)が関与していないからだと思います。
この筆者は、スウェーデンを引き合いに出していますが、スウェーデンは国が明確な目的を持ちキャッシュレスを推進しています。明確な目的は、結局のところ公平な課税です。脱税やマネーロンダリングを許容しないで公平な課税をするためには、無記名の現金では限界があるということです。
日本も、なんでその目的をもっときちんと明示しないのだろう?とずっと不思議に思っていましたが、某Fintech創業者の一言で納得しました。
その意味では、お隣韓国はかなりキャッシュレスが進んでいますが、韓国の方が上手く行っています。でも、これは1998年の経済危機に直面した副次的効果ともいえると思います。兎に角、税収をあげる必要があったわけです。
この記事ですが、部分部分で違和感がありますが、部分部分で納得するものもあります。
ちなみに、日本の決済手数料が高いのは、決済事業者にインセンティブを負担してもらってキャッシュレスを推進している形になっていることも大きな原因です。
20%キャッシュバックとかやっていれば、今は費用として赤字でやっていますが、民間企業ですから必ず長期的には利益を産まないといけないわけで、それは結局将来的な決済手数料の高止まりに行き着きます。
キャッシュレスが進んでいる国は、決済手数料が必要となる決済ネットワークに対して国が何らかの負担をしているところです。
ですから、今のように、ポイントやキャッシュバックを目的に決済を進める限り、決済手数料は欧州のように安くならないでしょう。
ちなみに、↓の部分は違うような気がしますね。
↓
ヨーロッパでは銀行預金振替のモバイルペイメントが発達しており、クレジットカードの利用はそれほど多くありません。
もしスウェーデンのSwishを指しているのであれば、その決済額がカード決済額を上回っているとは一度も聞いたことありません。ただし、デビットカードを銀行預金振替とカテゴリーしているので、デビットカードとクレジットカードを比較すれば、国によってはデビットカードの方が決済額が高い国もあるかもしれませんが