衛星通信用の地上アンテナをシェア、宇宙ベンチャーの狙い
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素晴らしい。頑張って欲しい。アマゾンのAWS Ground Stationにどう対抗するか。規模の経済が効きまくる業種なので。アンテナを迅速に世界へ展開できるかが勝負。とりわけ、太陽同期軌道が毎周回通る極地にアンテナを設置できれば一気に強みになると思う。
あとは、単にアンテナだけでなく、UIもパッケージングして、通信サービスではなく衛星運用サービスとして売り出せるか。アマゾンはそこに強みがある。伝統的に日本はフロントエンドに弱いのでそれを克服できるか。このインフォステラの衛星通信用地上アンテナシェアリングは、従来の社会インフラ整備のやり方を変えるのでは。
例えば、民間企業が、プロトコルが標準化されていない段階で、市場を立ち上げつつ、設備をシェアリングすることで、インフラを構築するようになる。
今までは、最も経済合理性のあるアーキテクチャを国家が採用し、資本を投下して１から構築してきたと言える。つまり各要素はアーキテクチャを前提として標準化(最適化)されている密結合状態。しかも詳細な仕様は公開されることは少なく。
インフラといえば、土管を整備して媒体を流す発想だと思いますが、一方で普及した要素同士をつないでいく発想のインフラもあるということでしょうか。どちらにしても非常に興味深い。
