【独占】人手不足を逆手に取る、これからの「外食ビジネス」論
NewsPicks編集部
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「働き方改革のせいで残業をしづらくなったけれど、仕事は終わらないから、持ち帰ってこっそりやっている」といったエピソードを時折聞きます。
これは、働き方改革の担い手を、経営層が現場に押し付けているからこそ、起きてしまうのかもしれません。
菊地さんは、働き方改革を実施する上で経営層がしなければならないことを、経済合理性の視点からしっかり明示しています。
こうした姿勢・考え方は、レストランだけでなく多くの業界にとって、学びになりそうだと感じました。いろいろ語ってますが、営業時間を短くすると、ピーク時のスタッフが厚くなって売り上げが伸びた、というのがいちばんなるほど、と思いました。記事では「サービスが上がって」と言っていますが、普通に処理スピードが上がって機会損失が減ったということなんだと思います。確かに、営業時間を短くして働く時間の選択肢を減らすと、結果みんなピークがコアタイム的になって厚目の配置になるというのは成程だし、ピークが回転が上がって客を待たせなくなることはリピーターを増やす効果もありそう。「時短にするとやる気があがる」みたいな怪しい「効果」を語るものが多い中で大変参考になりました
一方で、ファミマの澤田さんが言っていたコンビニでは「いつも空いている」ということが無くなることで想定以上に売り上げが落ちた、という実験結果も一方の真実。難しい決断になりますね