三菱“御三家”に不協和音!最強財閥で崩れた「鉄の結束」
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注目のコメント
戦後の直後は、旧財閥傘下の企業間には兄弟としての意識があったのだろう。
しかし、時間が経つに連れ、遠い親戚へと意識は変化している。
日本人はメインバンク論が好きな人が多い。
が、現在、メインバンクから主要な役員を迎えることを最悪の事態と考える旧財閥の事業会社は多いと思う。
日本の会社は独立したムラであって、そこに異質な外部の人が関与することは忌み嫌われるから。
(追記)
ちなみに戦前の財閥系銀行の主たる役割は余った資金の運用であり、資金調達の役割が重要になったのは戦争が近づいてからのようです。
よって、戦前の財閥内での銀行の序列はさほど高くなかったと思われます。旧「財閥」の限界と、その解としてのソフトバンク 孫正義会長の「群戦略」(No.1の会社の群れ)。
https://finance.logmi.jp/263705
従来の系列や協力関係をスルーして、ソフトバンクやスズキなどの最適なパートナーを選ぶトヨタ自動車 豊田章男社長。
馴れ合いの延長線上に明日はなく、くわえて「BUY三菱」する余裕もなくなってきた、ということか。
いまだに「旧財閥系」を唯一のプライドとするヒエラルキー下層の三菱グループ各社にとってはマインドチェンジが求められそう。
それはそうと、誰が見るんだ?な三菱グループと三菱金曜会のホームページ。たまに見ると面白い。
https://www.mitsubishi.com/j/
https://www.mitsubishi.com/kinyokai/三菱の結束はアジア通貨危機のときに、経営不振で苦しんでいた三菱自動車を三菱銀行、三菱商事、三菱重工が転換債で救出したので発揮された。しかし、結局三菱自動車は売却された。(実はもう少し前に売却の話はあったが、いろいろあり頓挫した)
三菱グループを守りきれなくてなってきている。グループを守ることがビジネス上、合理性がなくなってきている