市販薬あるのに病院処方5000億円 医療費膨張の一因
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韓国で応援している医療情報を蓄積するブロックチェーンプロジェクトが、お薬手帳のようなアプリを出していて、本人としては、薬の説明や履歴をみれたり、飲むタイミングをプッシュ通知でおしえてもらって飲んだら消すだけなんですけど、年齢や体格により、実際にその薬が何錠で効いたかというデータになるので、臨床データとしてその情報を研究機関に売れたりできます。薬を処方した後、ノーケアな現体制というのは、2次流通にもつながりかねず、不作為だなあ、と思います。
クリニックでも病院でも薬の処方をたくさんしても収入は変わりません。処方箋料は定額で680円頂けるだけです。
しかし、風邪の患者さんが来て、薬飲まなくてもそのうち治りますよと言って帰宅させたらブーイングです。下手したら投書箱行きです。
要は、軽く医院・病院にかかれる日本の医療制度は、患者さんにとって便利である反面、無駄な医療費を増やしているわけです。医療機関にとっても診療行為自体は金銭的に十分評価されない、薄利多売的な体制になってます。
風邪薬とか出しても病院の収益にもなりません。海外のように風邪薬は全額自己負担にしても良いのかと思います。
インフルエンザの季節など本当に大変です。風邪は薬局でという習慣をつけて欲しいです。そして北米では既に風邪では病院にかからずに薬局で薬を飲んで寝込みます。理由は風邪でかかって1万円など高額であったり、家庭医は完全予約制ですぐにはかかれないなど、不便だから。
でも、そういった不便さは、国民にとって幸せかどうか?考えてみる必要があります。だって日本の国民は医療については便利になれていますから。日本の医療制度は確実に見直す時期に来ていると思います。
現在の国民皆保険を維持する前提でも、
①そもそも治療よりも予防にお金を使う
②治療に関してはアウトカムベースで評価する
-XXをしたらいくら、ではなく結果/効果に応じてインセンティブやペナルティを与える
さらにいうなら、
③全員一律の一択の保険システムをやめ、保障範囲や健康状態に応じてプランを選べるようにする
- 「保障範囲は狭いがその分月額費も安い」とか、「一年病気にならなかったので保険料を割引する」等
今の医療制度では、
(病気になりたいと思っている人はいなくても)
病気にならないようにしよう!という意識が高まりづらい構造になっていると思います。