JCB、QR決済に参入 KDDIなど7社と連携
日本経済新聞
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これが始まると、違う仕組みとはいえ、「提携Pay」戦略で存在感を示してきたOrigamiPayが厳しくなるのではないか。特に、VISA、Masterの国際ブランドが同じ戦略を採用するとさらに厳しいかもしれない。
(「提携Pay」では、Origamiが提供するSDKをパートナー企業が自社アプリなどに組み込むことで、当該アプリのユーザーがOrigamiの加盟店ネットワークや支払い手段を活用して決済を行えるサービスを提供する。たとえば、トヨタのディーラーで使える「レクサス・オリガミ・ペイ」などがある。)
「JCBは1つのQRコードで複数会社のスマホ決済を利用できる規格「スマートコード」を開発している。KDDIの「auペイ」やLINEペイ、ゆうちょ銀行の「ゆうちょPay」など7社のサービスがこれに参加する。このコードを導入した小売店や飲食店などは、JCBだけでなく連携7社の決済サービスも顧客に提供できる。」ここまでQRコードによる決済システムが乱立すると、むしろ消費者にとってわかりにくくて不都合のほうが増えてくる。実際に都市部なら、かなりの場面でSuica/PASMOやスマートフォン(iD/QUICPay)で済むので、QRコードは面倒でしかない。
そう考えると、決済端末を無料で全国の店舗にばらまいて、非接触ICチップによるシームレスな決済の利便性を広めた陣営が決済を総取りできる──というシナリオもあり得るのではないかと思った。