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大学関連:「化粧は対人関係の鏡」 化粧文化研究者らが横浜で講演会

毎日新聞
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  • 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任教授

    「北山代表は基調講演で、多くの研究者による「化粧の定義」を紹介。「人間の世界と自然界との境界線を引くために、体に色や傷をつけたことが化粧の始まり。装いと粧(よそお)い関わるすべてが化粧で、身体ケアや身体表現、身体加工も含まれる」と語った。」(記事引用)

    化粧の英語はmake upだが、この意味を探ると、「〈物語などを〉作る」が出てくる。北山先生が解説された「人間の世界と自然界との境界線を引く」最も基本的な方法に物語がある。物語を生成し共有することで、有史以前から人類は、脅威に満ちた(驚異に満ちた)自然と折り合いをつけてきた。

    make upにはさらに「〈…を〉埋め合わせる, (補って)完全にする」という含意もある。メタな物語は神話であり、神話によって人類は、自然の脅威(驚異)を人間と本質的な関係性を結ぶ聖なるもの(神仏や精霊など)として認識できた。さらにいえば、(儀式の場のために)化粧することで、人間は聖なるものに変容できる。

    化粧は単なるメークアップを超えた深い意味があることに気づかされる。


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