安宅さんに聞く「これからの時代を生き抜く“レアな人材”になるための方法」
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これからの時代、私たちがどのようにキャリアを築いていくべきか、ヤフーCSOの安宅さんにインタビューしました。
安宅さんのアドバイスは「レアな人材を目指せ」。しかし、競争に勝ち抜いて偏差値80になっても価値はなく、幸せにもなれないそうです。では、どうすればよいのか？
（1）一つの分野で「レアな人材」を目指すなら、誰もやったことがない、未開拓の分野を開拓する（例：日本人が誰もワインを飲まない時代にソムリエを目指した田崎さん）
（2）ある程度レアなことを「3つ」組み合わせる。トップ5％（偏差値66）くらいに究めたものを3つ組み合わせれば、世界の8000分の1の存在になれる。
（1）は必ずしも万人向けではありませんが、（2）のレアなことを「3つ」組み合わせるというのは、誰もが挑戦できる、合理的かつ実践的なキャリア戦略です。
あとはそれを実行に移せるかどうか。「狭き門より入れ」という言葉の通り、本人にとっても家族にとっても心理的なハードルが極めて高く、大いなる勇気が求められます。WealthNaviの柴山さんと楽しい対談をしました。学生の方々及び、若い皆さんに向けた内容になっています。前編です。
How論（掛け合わせで〜）に反応されている人が多いですが、それは本筋ではありません。競ったら負け、Comparableじゃない状況に持ち込めるかどうかが幸せの鍵という話です。単なる競争で生きるのか、異質化して自由になるのか、が多くの人の人生選択において真に大切な分岐点、イシューだという話です。
なお、「狭き門より入れ」のほんとうの意味の話は11年前に拙ブログで書いたものですが、微塵も考えを変えなければと思うような事象に出会ったことがないです。笑
http://kaz-ataka.hatenablog.com/entry/20080826/1219738586
あと話したか自信がないですが関連する内容としては、いわゆる大企業や官庁の人で僕ぐらいの年齢の人と合うと多くの人は10ぐらい歳上に見える、向こうが圧倒的に歳上だと思っていたら同い年、歳下ということはそんなに珍しくない、ということです。この意味はそれなりに考える価値があると思います。必読です。大企業を安易に選択することの問題をすごく分かりやすく噛み砕いてくださってます。
みんなが目指すもので、競争しても大変な割に見返りがない。
大企業行く行為はそれ。
以下、柴山さんのまとめ。分かりやすい
1軸で目指すなら、誰もやったことがない、ブレーク前のものを究める。それができないなら、レアなことを組み合わせる。トップ5％（偏差値66）ぐらいに究めたものが3つあれば、それらを組み合わせて、世界の8000分の1の存在にはなれる
