インターネットにとって最悪の1カ月
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
従来はオンプレミスで構築されていたインフラやゲートウェイが、GAFAMや大手のSaaS事業者により集約化されていった結果、障害による影響が甚大になる傾向が強くなっています。
インターネットは社会インフラ化してからの歴史が浅いので、バックボーンネットワーク等の低レイヤーの可用性は電気や水道のように可用性を最重要視して設計されていますが、その上のレイヤーはまだまだ進歩の余地があると思います。米国でエンジニアの給料が高いのは、1つのコードミスが致命的な障害を生みかねないという大きな責任を負わなければいけないからというのが理由の1つでしょう。日本もエンジニアを安く雇っている場合ではないと思います。
FBの写真に付加される自動生成の画像説明文ですが、アクセシビリティ設定によっては「盲目の人でも画像に何が表示されているかが読み上げ機能によって分かるようになっている」とSFで働くエンジニアの友人が教えてくれました。たしかに少し気味が悪いですが、一方でその情報が必要な人もいるという視点の切り替えは大切だと考えさせられました。インターネットのサービスも、絶対はありません。絶対なくしたくないデータは、クラウド、手元と、複数の手段で保管しておかないと、心配ですよね。連絡方法も複数確保しておくべきで、時々試していきたいところです。
例えば撮りためている写真は、iPhoneの場合、iCloudに保存するのが一番手軽ですが、Googleフォトも無料自動バックアップに対応しています。それ以前は長らくFlickrを使っていましたが、資本が変わり、サービスも変わったため、やめてしまいました。今よくても、その体制が永続するわけではないのです。
データの保存は保存するときだけでなく、使える形に保つことや、安全に保存する事をいかに担保するかは、常に考えなければならない問題というわけです。