ガソリンスタンドの利ざや、再編で1・8倍に
日本経済新聞
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元売りの経営統合により、ブランド間の競争がやや沈静化してきています。とは言え現場のスタンド業界では、地域ごとに激戦区とそうでないところで利ザヤに差があるのも事実です。
「スタンド難民」の言葉に象徴されるとおり、地域でのガソリンスタンド減少も続いています。
製品そのものの差別化が難しいだけに、「油外収益」をあげて健全経営を維持し、スタンド減少に歯止めをかけたいところですが、消耗品販売、整備販売、車販などの分野でも競争は激しさを増しています。
スタンドはたくさんあってほしいが、普段はセルフで安い燃料が欲しい、日常のメンテナンスサービスは、ディーラーか整備工場か、はたまたガソリンスタンドか?
今後、クルマの保有が減り、台あたり走行距離が減り、燃費がさらに良くなっていく中で、ガソリンスタンド経営はさらに厳しさを増していくことは想像に難くありません。
ディーラーも減り、整備工場も減り、スタンドも減る。そうなって困るのもやはりユーザーなのですが、先のことよりも今が大切と考える人が多い中で、日本のクルマ生活も曲がり角を迎えつつあります。