GDPによる景気判断が困難に…実態と乖離で、他の景気指標と逆の動き
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景気とは大概定義が曖昧だが、付加価値の合計であるGDPは価格変動にも影響を受ける。従って、景気指標が生産数量的なものであれば、乖離があることは驚くに値しない。不思議に思う人はちゃんと勉強していないだけ。
「国内需要の悪化に伴う輸入の落ち込みがGDPの押し上げ要因」となるのは「国内で生み出された付加価値を把握するために、最終需要から輸入を控除」と機械的に覚えてしまうと、常にそうなるとは限らないこと正しく理解できない。
どういうことかは、これを読んで欲しい。
https://supplysideliberaljp.hatenablog.com/entry/2019/06/10/160509
在庫変動も記事の通り一時的で、長い目で見れば調整される。そもそもGDPは付加価値合計なのだから、コアGDPというのはむしろナンセンスのように聞こえる。それならば、内需指数のようなものを見れば良い。