【解説】カナダの競合を買収。日の丸ジェットに「勝算」はあるか
NewsPicks編集部
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航空機事業は1.莫大な資本、2.オペレーションへの精通、3.市況を読み切る業界インサイトの3つがなければ博打感が強い事業。小資本のプレイヤーはニッチ需要を攻めるしかないが、フルラインラップを揃える大手に対してエッジを立てるのは本当に大変だと思う。
注目のコメント
杉山さんとは飛行ロボット関係,大田区関係でお世話になっています.良く解っていらっしゃると思います.
MRJ(だけでもないですが)に関する記事やNewsPicksのコメントを見ていて話が噛み合わないと思うのは(こんなところで嚙合わせる必要はないが),20年から50年を超える中長期的に,日本や世界の航空産業をどうしていくべきなのかの視点を持ってるかどうかによる.
この記事のタイトルで「勝算」という言葉を使っている.それがダメなんですよ.航空機産業を長年取材してきた杉山勝彦さんによる「MRJ解説」です。MRJは6月に「スペースジェット」に改名、そして、7月には600億円規模でカナダ・ボンバルディアの航空機事業を買収しました。
買収関連のニュースで「PMIの重要性」がいつも話題になりますが、航空機という、長く複雑なサプライチェーンがある産業ほど、PMIが難しい産業はないように思えます。
杉山さんが言うように、スペースジェットは「20年事業」。まだまだ目が離せない。売れ残りを買った目的は、世界中の空港への部品供給ネットワーク。なるほど、製品を作って終わりというビジネスではない。
ボンバルディアの供給が終わった後に買い替えに、スペースジェットを勧められるのも有利。なるほど。残り物には福がある。