【独占】アリババが、次の10年間で狙うもの
NewsPicks編集部
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生活の効率化と時間の短縮という意味では「情報」「決済」「物流」に投資をしてプラットフォームを構築することは非常に効果的であり資本主義社会のなかでは勝てる道筋だとは思う。
一方、本当にそれでよいのか?進んでいる道がAmazonとかと同じになっていないか?
人間の非合理性を無視して突き進みすぎるとバランス感が崩れるのは過去の事例からも分かっていること。今後に注目。たった1日で3.5兆円という金額を売り上げてしまう、中国の「独身の日(11月11日)」のショッピングフェスティバル。10年前の2009年、わずか27のブランドだけで、この企画をたちあげたのが、アリババの後継者であるダニエル・チャンです。
NewsPicksは先週、ジャック・マーから50兆円企業を託された、この経営者に独占インタビューをしてきました。
面白かったのは、彼がもっとも尊敬する経営者に、マイクロソフトの再建を果たしたサティア・ナデラCEOを上げたこと。マイクロソフトもアリババも、強烈な創業者がいながら、まったくちがうタイプの後継者によって「変革」することを、イメージさせるかのような内容でした。
アリババは2036年、20億人のユーザーを抱える企業になると公言しています。もはや国家を超えた経済体になろうという野望を、この経営者は叶えられるのか。ぜひインタビューをご一読ください。「自分たちのビジネスを破壊するような、新しいものをつくれ。さもなければ、誰かに破壊されるだけだ」という危機感がアリババグループのパワーになっています。
アリババにできていないことを普通とはちがう視点から解決する。このDNAが浸透しているアリババはまだまだ伸びそうです。