仮想通貨「Libra」を生んだフェイスブックの大志と野望
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注目のコメント
私は凄く単純なのでは?と思います。
GAFAのサービスは、基本的にグローバルです。
けれども、決済サービスになると、通貨の違い、決済ネットワークの違いから、途端にlocalizations を必要とします。
このlocalizations をなくしてシームレスにすることで、GAFAのサービスはまた進化することを想定しているのではないでしょうか?
そして、FBから切り離したのは、他のグルーバル企業にも使ってもらう為かと。
PayPal visa MasterCard などがパートナー企業に入っている意味はそういうことかなと思います。
日本では決済を囲い込んでサービスをやろうとしますが、それはマーケットが日本だけだと自ら認めているようなものです。
GAFAは、マーケットがグローバルであることが前提です。ですから、決済サービスに対する発想も全く違うと思います。フェイスブックの仮想通貨「リブラ」は、なぜ生まれたのか。フェイスブックは、ザッカーバーグは何を目指しているのか。そして参加する企業たちの狙いはなにか。
そんな疑問に丹念な取材で答えを出したレポートです。
確かに国境をまたぐ通貨としての魅力や重要性は理解できるのだが、それがフェイスブックでいいのか?という根本的な疑問には答えは出ない。だからこそリブラ・アソシエーションという形態で独立性を持たせたわけだが、仲良しクラブになってはどこまで実効性があるのか疑問が残るところ。次のステップで何が起きるのかに引き続き注目していたい。Libra発想の原点は、「お金のインターネット化(Internet of Money=IoM)」だという。Libraを主導したデイヴィッド・マーカスの野望はIoMの実現だった。つまり、利用者や国際社会への貢献ではなく、技術に走ってしまった。
どれだけ技術的に優れていても、利便性の少ないサービスは使われない。