オンラインサロンは「学び」から「繋がり」の時代へ。DMMが創る、新時代の繋がり
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【補足で「分人」という考えを】
取材していただきました。
険しい顔していますが、実に和やかなインタビューでした😊
丁寧にまとめていただきましたが、少し補足を。
オンラインサロンをはじめとするコミュニティを求めるようになった背景として、話そびれたこととしては、平野啓一郎さんの「分人」という考え方。
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「個人」は一つの「本当の自分」という中心がいるわけではなく、TPOに合わせて振る舞いを変える「分人」の集まりという考え方。これは、普段接しない人たちの輪に入っていきたいという欲求を説明するのに分かりやすいかと。
たとえば、サッカーガチ勢がスタジアムやスポーツバーで熱狂しながらも、家庭では穏やかなパパ、会社では頼れるマネージャー。いずれもその人にとっては大切な場、だけど切り離した方が良かったりすることもありますよね。そういう時にコミュニティを区別したいというのは健全なことだと思います。
実際、モチベーションや前提知識、目指す方向性が近い人が集まる場は問いかけやアウトプットに対して、オープンなSNSのような場よりも議論が発展しやすい性質があるようです。
続きはこちらに https://note.mu/187gm/n/nf7eacf389e01インターネットの普及で情報もコミュニティもどんどん広く浅くなっていくトレンドの中で、オンラインサロンというのはコミュニティパスや定例会といったフォーマットを軸として持つことで深さを担保する仕組みとしてうまくワークしているように感じます。
友だちと始めた4-5人のサークルだと1人が忙しくなるだけで自然消滅しかねない脆さがあるのに対して、オーナーがいてメンバーがたくさんいるとなると強度があって継続性がある。自分が忙しくなって一時的に離れても負い目はなく、また戻りやすい。
そしてコミュニティというのは閉じているからこその優しさがある。マネジメントが得意な人は世界で見るとごろごろいるが、コミュニティに閉じると数えるほどしかいないので、その中では期待を集めるし、活躍もできる。
仕事ではいつも「急ぎの案件」に追い回されていても、サロンの中では「急ぎではないが大切なこと」にフォーカスできるし、誰もそのことをとやかく言わない。
この辺がサロンの基本構造としてあって、そこにどういうコンテンツを乗っけるかで中の人が得られる体験が変わっていくものと思います。
参考までに、下記は僕が所属しているオンラインサロンについて書いた記事。超おすすめです。
http://thefrontier.site/?p=197