改憲勢力「3分の2」焦点に 参院選4日公示 立候補予定360人超
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「与党が改選過半数を確保するが３分の２には届かない」という予想が多く、私も同様の見立てをしています。ただ、低投票率（前回よりも数%下がる）を前提に予想していますので、投票率が上昇すれば野党が伸長する可能性もあります。昨日、厚生労働省の調査で１世帯当たりの平均所得が４年ぶりに前年を下回ったこと、生活が苦しいと感じている世帯が全体の57％に上ったことが報道されていました。こうした有権者の実感に対して、与党が実績を強調しすぎると上滑りする可能性があるのではないか？と見ています。
Mielkaが現在必死で争点を分析し、可視化していますが、各党の公約を比較してみると、憲法のほか、やはり消費増税、経済政策、税制、最低賃金、年金等、争点は少なくとも10はあります。
争点や焦点は政治家が決めるものでもなければ、メディアが決めるものでもなく、有権者自身が決められるものです。いつも思うんだけどさ、参議院は衆議院と違う選挙のやり方をすればいいのに。
たとえば地域ごとの区割りをやめ、世代別の代表制にするとか。で、議席は世代の人口に比例、もしくは若い世代に多く配分。投票率にかかわらず若い人の声が反映される。平均余命に比例した議席配分でもいいかも。だって今の政策は60歳の人にとってはあと20年ほどしか関係ないけど、20歳の人にとっては向こう60年影響を受けるんだ。
考えてみれば、選挙区を地域別にするのは、地域の声を反映するという以外に、単に100年前は紙で票を集めて数えるしか方法がなかったからというのもあろう。現代なら電子投票と組み合わせて、もっと柔軟な「区割り」ができる。
職業別とかもいいかも。
海外在住日本人の選挙区もほしいな。在外邦人は135万人いるそうなので、衆議院なら5議席ほど、参議院なら3議席ほど割り当ててくれてもいい。
