中国の産業用ロボット市場、2025年に1兆円の大台迫る
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背景にあるのは、今後さらに深刻化するブルーカラー市場の労働力不足ですね。
今後、工場の自動化が加速すると考えられる要因は大きく3点あげられます。
①生産年齢人口の減少。よく知られているのが、長期にわたる一人っ子政策の影響で生産年齢人口が減っていることです。
②若年層の高学歴化。中国のブルーカラー市場は、ホワイトカラー市場と完全に分断されています。つまり、ブルーカラー市場に大卒者はほとんどいません。2018年における大学進学率は48.1%にまで高まっており、そもそも減っている若年人口の約半分が大卒者です。
③「新経済」の発展。ブルーカラー市場の中でも、ネット通販やフードデリバリーなど「新経済」分野でのワーカー需要が高くなってきており、人材争奪戦がおこっています。
このような背景のもと、中国では無人化、省人化の需要が高まってくると考えられます。この分野の技術を得意とする日本企業にとっても、大きな商機と言えるでしょう。産業ロボットの市場は間違いなく中国が世界でもっとも大きい。
各地には産業ロボットの工業団地も出来ている。
日本企業がロボットの関節にあたる部品の製造にはかなり得意であり、
またその関節を製造する工作機械の製造も得意。
日本にとっては大きなビジネスチャンス。製造業における従業員あたりのロボット台数で考えても、まあそれくらいにはなるかなと思います。そして次はインドですね!
https://www.automation-news.jp/2019/06/41709/
IFR(国際ロボット連盟)の統計にて、2017年時点では従業員1万人あたりのロボット導入数で日本は308台、中国は97台。(別記事によると)インドは2016年3台らしいです。
https://forbesjapan.com/articles/detail/20905/1/1/