ドイツ銀、最大2万人削減 投資銀部門など対象か
共同通信
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みずほFGも「2026年にかけて1.9万人削減」ですがドイツ銀は「来年までに2万人削減」。事情も対象人員も違うにせよ、スピード感の違いを感じます。どちらも全体の2割に相当。
ドイツ銀はこの苦難をコストカットで乗り切れるのか、資本増強するにも低迷し続ける株価では理解が得られないところだけに苦しいところ。銀行と言っても同社のビジネスの圧倒過半は投資銀行、つまり日本で言う証券会社です。商業銀行と同列に語るのはやや無理があるのでは。
またグローバルに見て投資銀行も安泰というわけでは無いものの、同社はリーマン以降デリバティブやマネロンなど個別の経営問題により危機に陥っているのであって、投資銀行のビジネスモデルが厳しいと一般化する題材としても無理があります。銀行のビジネスモデルの転換が成功している国とそうでない国に分かれていますね。
シンガポール、タイ、イギリス、アメリカ、オランダ…私が実際に行ったことがある国で銀行のビジネスモデル転換にそれなりに成功している国です→もちろん全部の銀行ではないです。
パッとしないのが、ドイツと日本。
どちらもキャッシュレス後進国です。
そして、ドイツ銀行の経営不振は奥深いようで、日本のメガバンクも他人事ではないかもしれません。