鉱工業生産速報、5月は前月比+2.3% 予想を上回る=経済産業省
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注目のコメント
ちょっとしたポジティブサプライズですね。
電子部品の在庫循環を示す出荷・在庫バランス(出荷前年比ー在庫前年比)も、マイナス幅が縮小しましたので、底打ちに一歩近づいた感じになってます。
ただ、既に5月分が公表されている日本の製造業PMIを見ると、5月は前月から低下し、50を大きく下回ってますので、今回の生産の結果でぬか喜びは禁物でしょう。工業国である日本では、季節調整済みの鉱工業生産指数を見れば、経済規模が全体として成長しているかどうかがわかります。二ヵ月連続して上昇、しかも予想値を上回る上昇となれば、景気が良いと判断していいでしょう。何が理由かはともかく、この経済規模の拡大を家計の所得を増やすのに使えれば、今後も消費が増えて、経済成長が持続すると考えられますから、経済の好循環が起きるような政策を与野党一丸となって工夫してほしいと願っています。