国立大に新交付金、支給基準は民間資金の「集金力」
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これ…国に判断能力がないですよっていってるみたいなやつですよね。やはりリベラルアーツや基礎研究のように、お金にならない学問があって初めて実学って活きると思うし、その判断こそ非営利団体である国がやるべきなんじゃないのかなぁって思うんですけれど。
政府は、むしろ企業が出資「しないような」研究に大きく予算を割くべきではないでしょうか?
「カネになりそうな研究には大きくカネを付ける」のは学術としては極めて歪です。
そのような事ばかり繰り返してきたから日本の技術はどんどん没落している訳ですよね。
基礎研究ですら、もう中国に抜かれて段違いになっています。
http://www.nistep.go.jp/sti_indicator/2018/img4shou/4-1-07-A.gif
更に「カネになりそうなら政府も助成する」と言うのを強化して一体どうするのでしょうか。
これで10年後にも「日本の技術は」とか「日本の科学は」とか言ってられるとはとても思えないです。
深圳が凄い!とかの表面的な事ばかり言ってないで、本質であり基盤でる学術への投資をもっと真剣に見直した方が良いと思いますよ。
基礎研究など、どの分野がどのように化けるか誰も知り得ません。
従って、研究者が研究したい分野は何でも良いので自由に「とにかく深く」研究できるように積極的に政府投資を行うべきです。
基礎研究が花開くのは50年後とかです。
特殊相対性理論が発表されて40年後に原爆が実用化されました。文科省ではなく内閣府であることや、トータルで13大学を選び1大学あたり年間最大5億円を2年間支給(最大130億円の予算)ということを考えるとある種のカンフル剤なのかな。今回試してみてワークするならば、今後は大学の民間資金からの集金力も評価の対象にしていきますよという政府からのメッセージとも受け取れる。背景には世界大学ランキング(評価基準にそれがある)の影響もありそう。