MITが人種に関係なく乳がん発症を5年前に予測できるAIツールを開発
コメント
注目のコメント
タイトルの修正が必要だと思います。
これは、乳がんの「発症」を5年前に予測できるツールではありません。人間の目なら見逃していた画像上のわずかな変化を捉え、「この変化は乳がんだ」と予測し、早期発見ができるツールのようです。
「発症」を予測するためには、放射線画像ではなく、将来的には遺伝子検査ではないでしょうか。今はまだ、占いに頼るしかありません。
元の記事の英語はcan predict breast cancerとなっていますから誤りはないですが、日本語は誤解を招くタイトルです。対訳としては必ずしも誤りではないと思いますが、言語が変わると対訳が大きな誤解を生む好例だと思いました。
渡辺さんや高橋くんがすでにコメントされていますが、AIと放射線画像の相性は非常に良く、近似した報告は今後も数多く出てくるものと思います。渡辺 哲雄さんのコメントに触発されて。
dense breast (高濃度乳腺)について、丁度私が人工知能学会の大会で座長をしたセッションで面白い発表がありましたのでご紹介。
[1P4-J-10-02] マンモグラフィのdense breastの自動定量化に関する検討
https://confit.atlas.jp/guide/event/jsai2019/subject/1P4-J-10-02/tables?cryptoId=