737MAXに新たなリスクの恐れ、運航再開遅れる=米FAA
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ボーイング737MAXについては、以前から、6月末などそんなに早く解決できる気がしないと言ってきたので、予想通りです。かなり遅れると思うので、MAX購入予定企業は、代替案も検討することになると思います。
新たなリスクについて詳細が明かされていませんが、どうやらマイクロプロセッサーの不具合により失速防止システムが数秒間停止してしまう現象がシミュレーターによる試験で出た、ということでそのソフトウェア改修に多少の時間がかかる、という状況のようです。これまでは6月下旬にも既存の737MAXパイロットへの追加訓練の要目や、改修されたソフトウェアの導入を進めることを条件に飛行再開という報道になっていましたので、短くとも1ヶ月程度再開は遅れ、さらにそこから航空各社の対応となるため、実質9月ごろまではどの航空会社も737MAXを営業飛行には投入できないのではないかと推測されます。
やはり、ボーイングには不慣れであった、パイロットによる操作を必要とせず勝手に作動するようなソフトウェアを導入したのがよくなかったように思います。737MAXも通常の状態で飛行する分には、MCASなどというソフトウェアは原則として不要なわけで、ごく稀な極端な姿勢になった場合に、そこからの回復にMCASをパイロットが手動で動作させればよかっただけなのではないかと思います。そういう機体だとして、在来の737のパイロットに対する教育訓練を行った上であれば、おそらく300名以上の犠牲がでることはなかったと思います。
今後はおそらくMCASを完璧な状態として仕上げてくるものと思いますが、いっぽうでそれが完璧でなかった場合に備え、パイロットへの追加訓練の要目が発表されるものと思われます。きちんとした対処法をパイロットに浸透させることが、最終的に乗員乗客の命を守ります。何のことだか分かりませんが,積み上げていくと飛行再開は早くても夏と見ていましたから,
https://newspicks.com/news/3849957?ref=user_2112738
まだ想定内.
【追記】 Bloombergによると,飛行停止の原因になったMCASとは関係ないそう.
https://www.bloomberg.com/opinion/articles/2019-06-27/boeing-s-second-737-max-flaw-raises-questions-on-safety