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日本でバフェット型の「長期厳選投資」を実践なさっている農林中金バリューインベストメンツの奥野CIOにお話を伺いました。質問に真正面からお答えいただき、非常に勉強になりました。

「経営者が投資家を選ぶべき」という点は上場・未上場の新興企業に携わっていて強く感じる課題です。
本稿ではスモールミーティングの例が出ていますが、単に「こんな投資家に株を保有してほしい」とメッセージを発するだけでなく、投資家との接点の持ち方など、行動を伴って会社側がコントロールすべきだと改めて感じます。

バフェット流投資はディフェンシブ銘柄やディープ・バリュー株への投資ではないというご指摘は、たしかに混同しがちな観点だと思った次第です。
朝倉さんとNVIC(農中バリューインベストメンツ)の奥野さんの対談!投資に興味がある方はもちろん、経営や、企業の競争力とは何かに興味がある方は必見。

NVICの運用哲学は「構造的に強靭な企業」への「長期厳選投資」。構造的に強靭だから、株式市場が閉じていようが時間とともに価値が増加していく(バフェットで言うなら「雪だるま」)という考え方。
だからバリュー投資≠割安投資という考え方で、記事でもあるようにそこはバフェットの投資において一般的に誤解もされている領域。昔はバフェットもPBR割れの会社に行って議決権行使をしたりという「シケモク投資」もやっていて、Berkshire Hathawayはそこから業態転換した会社でもあるのだが、チャールズ・マンガーと出会って「本質的価値」(Intrinsic Value)に投資していく形に変わっていった。

「構造的に強靭」の要素として、元の業界として付加価値の高さや、記事でも強調されている参入障壁、そして長期トレンドにも載っているといった特徴があり、投資哲学でも明記されている。
https://www.nvic.co.jp/philosophy/investments

NVICについては、下記記事も詳しく、いくつか本の紹介もコメントでしているので、興味がある方は是非!京大にいらっしゃる方は、奥野さんも関わられている経営学講義は必見(自分が学生だったら行きたい…)。
https://newspicks.com/news/3737396
すごい本質的な投資談義。ここまで本質的なものは久しぶりに読んだ気がします。全てフワッと逃げずに断言するから読後感が爽やか
"売上から最終利益までで一番影響を及ぼすのは何かといえば、付加価値と競争優位です"
「先行者利益に気づいたら、あとは参入障壁をいかに築くかが勝負」
先行者利益の獲得の方に意識がいきがちですが、後段の巧拙が、一発屋か持続的な利益確保を決める意味で、より重要だと気付かされます。
確かに割安株投資をベンジャミン・グレアムのネットネット株投資と勘違いされてる投資家は多いですね。これはどちらかと言うと村上ファンドみたいなイメージかと。

一方で本当のバリュー投資は、成長性、資産、収益力を総合的に判断する必要があります。PERが高くてもめちゃくちゃ成長性してる会社であればバリューかもしれませんし。