自動運転車の“誇大広告”は、やめよう

コメント

注目のコメント

• 大場 紀章

  エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

  ・2019年06月26日

  人は期待に生きるとはいえ、確かに、一部メーカーの広告における表現には、目に余るものがあり、もしかすると安全ブレーキへの過信など危険性を誘発したり、未来の真の問題を過小評価してしまうなど、問題を孕んでいるかも知れない。
  
  しかし、世の中に誇大広告でないものなどあるのだろうか。
  
  自動運転が、人をワクワクさせるイノベーションとしての価値や、それを利用した自動車メーカーにとっての販促のための技術なのであれば、ユーザーは大きなコストと自分で危険性をコントロールできないというリスクを背負い、メーカーも多大な投資と事故責任という大きなリスクを背負うので、安全性などと綺麗事では済まないだろう。
  
  要は社会が必要とするかどうか。
  
  私は、日本がガソリン車を電動化して中東石油からの軛を逃れ、エネルギー安全保障を向上させるためには、自動運転配車によるMaaSを社会が受け入れることが起爆剤になり得て、それは技術というより社会選択だと考えている。
  
  もちろんそれで失うものもあるだろうが。
• 貞方 健太

  自動車メーカー　技術者

  ・2019年06月25日

  人間が運転する際に行う、認知・判断・操作　って電力効率の点で凄いことだなーと思います。人間並みに認知・判断・操作できるプロセッサができたとして、その電力効率はどうしたらよいか？も課題ではないでしょうか。