【瀧口範子】「AIの最前線」は5年間でどう変貌したか
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「応用の可能性は無限にある。AIのうまい使い方を考えることこそ、その開発者や企業の存在意義になるのではないだろうか。深い社会洞察や未来へのアイデアが求められるところだ。」(記事引用)
立教大学大学院人工知能科学研究科が2020年4月に開校する。AIの知の体系をいかに社会に有用な形で実装していくか。当研究科のサイトに次の言葉がある。
「AIの活用にあたっては、「ELSI」("Ethical, Legal, and Social Implications"=倫理的、法的、社会的諸問題)に十分な配慮が求められます。本研究科ではAIにかかわるELSIを重点分野と捉え、人工知能の倫理を専門とする教員を配置し、AI ELSIを学ぶ科目を1年次必修とします。」
https://ai.rikkyo.ac.jp/outline.html#sub01
AIの発展が人間性の成長進化につながる道を探究する研究科になってくれることを希望。
注目のコメント
なんと「イノベーション」ダブが6月末で終了とは…MIT Technology ReviewとかNewsPicks Brand Designとか良質な記事を見られるので、一番好きなタブでした。
>本連載「シリコンバレー発、AI最前線」を見直してみたところ、まず第1回、つまり連載のスタートがほんの1年半前だったことに我ながらびっくりしている。
AIブームは1年半前からなのか。
スマートスピーカーが日本市場に出始めたのが、2017年10月~12月で1年半前なので、ブームの火付け役かも。
Google Trendで調べても、2017年12月にAI急上昇。
https://trends.google.com/trends/explore?hl=ja&tz=-540&date=today+5-y&geo=JP&q=AI&sni=3
ただ、AI技術は1年半前に登場したわけではなく、過去から続く研究開発。ブームがいつまで続くかは分からないけど、より良い社会のために今後も研究開発は続く。
金儲けという見方もあるし、今年はプライバシーが注目されてるけど、来年はまた別のチャレンジで別の課題が浮き彫りになりつつ、それを乗り越えるサービスが生まれるのでしょう。AIによって奪われる仕事という話題は頻繁に出ますが、個人的には興味ありません。この手の話題にビクビクしているだけの人は、どんな未来でも上手くいかないと思っています。
どちらかというと、AIを活用した新しい仕事を次々と生み出したいですね。記事で気になったのが”動物の鳴き声分析”。昨日たまたまテレビで見たのですが、殺人現場に居たオウムが、事件が迷宮入りした後に突然殺人当時の悲鳴や言い争う声を真似し始めて、そこから真犯人を見つけたと。動物や虫を上手くコントロールしたら、もっと住みやすい世界を作れるかもしれません。陣取りゲームである戦争において、「最前線」とは非常に重要なポジションであると同時に、敵の直接砲火の下に晒される危険な地帯。
つまり、「AI最前線 後編」ではどちらかと言うとAIの負の面について書かれていますが、最前線を語る上で必須のパートかと思います。
事実、フェイクニュースの記事や単純労働がロボットの仕事に置き換えられる事例はよく見るようになってきました。
しかし、そもそも5年の間にAIの危険性を認識できたのは、最前線で戦う多くの人のトライ&エラーの賜物であることは、これもまた間違いありません。
最前線の人が陣地を広げ、道を教えてくれるからこそ、後衛の私たちは地雷原を突破できるわけです。
故にAIの特集なのに「人間の判断力に希望を持ちたい」という締め方は綺麗で良いと思いました。
最前線を任される分隊長達の判断力が試される。
地雷源を、超えろ。