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なぜ建設業界では「腕の良い職人ほど儲からない」のか

TRECON | NewsPicks Brand Design
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  • ニセコアドベンチャーレ―ス2021

    建設業界で16年。
    色々ありますよこの業界。
    10社ほどにざっと見積を取らせ。
    「高い見積出して」と他の9社に依頼。
    癒着企業の見積が「安価」であるように見せる裏技も。
    大概、最安値を出した会社に契約。書類が回った瞬間に現場から。
    「で?いつ取付に来るの?」
    「はぁ?人がいない?工場の生産が追い付かない?それはお宅の問題でしょう?弊社には関係ない話でしょ?できるから契約したんでしょ?」
    「納期守れなかったら違約金払ってくださいよ?」
    ってのはもう耳タコ。
    暴力団が暴言を吐いたら恐喝で警察呼べますが、合法の元建築業界では暴言や相手を追い詰める電話を貰っても警察は呼べません。

    職人さん事情では。
    日当1万円で「車中泊してます。毎日現場と駐車場の往復です」と言う人も。
    都内の現場では駐車場のコストを乗せられない問題がある。
    ハイエースで道具を持ち運ぶ職人さんは毎日5000円近い駐車場代を取られます。
    親方の下に2人も手元がいればその手元の人は日当5000円位でしょう。
    個人事業主の一人親方なら5名以下は建設業許可無しで仕事できますが、法人格にもなっておらず、グレーゾーンもグレーゾーン。
    社員への支払いもあるかも不明。

    現場はほぼコンプライアンス皆無でしょう。
    納期が全て。
    安全?承認?そんなもの関係ないですね。
    切羽詰まれば納期が全てです。
    昼夜仕事して、日当変わらず。

    「腕の良い職人」よりも。
    腕なくても、安くてそこそこ形になって、黙って御上の言う事を聞いてくれる業者が最も必要とされているのです。

    僕の経験で。メーカー相手に見積もりを出した時。
    「はぁ?何で人工3万もかかるの?そんなの8000円~1万でしょ普通」って営業マンがいたので。一言。
    「やってくれる職人さんに投げてください。」
    高速代、ガス代、駐車場代、道具の消耗費、それだけで1万近くいくだろう。
    差引職人さんの実益が2万もなけりゃ働く意味ない。
    早い、上手い、質の良い仕事する職人さんと。
    使えない、分からない、手間もかかる職人が同等の金額貰ってるんだと。
    オカシイ。システムなんですよ。
    それに、納期を縮めるのが「当たり前」になってるバカな風習
    営業マンもバカ。
    入札時に「40週で出来たから」今回は「36周で出来るよね?そしたら即お宅に決めるよ」
    営業マン「やります!(数字になるしな・・・)」


  • NewsPicks Brand Design Senior Editor

    今まで馴染みのなかった世界のお話で、驚きっぱなしの取材でした。

    東京オリンピック等で好景気に沸く建設業界ですが、その裏側には下請企業にしわ寄せが行く業界構造や、情報が管理されず防げるミスが頻発している現場があるとのこと。

    そこで下請企業や職人が真っ当に利益を得られるよう、業界の仕組みづくりを進める「TRECON」の毛利代表にお話を聞きました。毛利さんの等身大の起業ストーリーにも注目です。ぜひお楽しみください!


  • 株式会社TRECON 代表取締役

    もしかすると、ゼネコンの皆様に少し不快な思いをさせていることをお詫びし、少しだけ補足させて下さい。

    建設業界の現場で一番責任の思い実務を課せられているのは、間違いなく元請の現場責任者であり、担当者です。つまり、ゼネコンの現場管理者はどの職種よりも複雑(多種多様な専門職種を理解)で一人では処理しきれない物量(安全から施工、品質を現場確認)の責任を持って取り組まれていると思っています。

    ただ、下請の職人と呼ばれる技能者は、その専門職種以外の他の専門職種のことにはあまり関心がなく、特に大型建物の施工管理者が負っている仕事の複雑さや物量の多さへの理解については、毎日一緒に仕事をしているはずなのに、理解し合えているというには程遠い現状が否めないと思います。全体を俯瞰した判断をしないといけない管理者と目の前の専門的な技能や品質を実現しないといけない技能者との違いだと思っています。

    結果として、現場管理者が対応を迫られる業務の物量が激増(特に不合理なトラブル)することになります。これは、不正確な情報や判断から始まった指示が、伝言ゲームのように下請業者へと次々業務が進んでいってしまうためでしょう。

    したがって、元請であるゼネコンの施工管理者がもっと楽に、仕事量を減らすためには、現場で必要とされている、当たり前に公開されている情報が正確かつタイムリーに共有されることが、トラブル回避の大きな役割を担うのではないかと思うのです。

    また、下請業者はたくさんの元請と仕事をしているため、元請が持つ独自のルールを個々で理解し、把握して、適正に対応することは、ITが進んでいないととても対応しがたい状況であると思われます。元請のIT化が進むほどにそれが広がるのではないかと懸念しています。

    大手ゼネコン各社の景気が回復したこの機に、是非とも、情報を共有するだけで解決できるような下請技能者の労働環境改善に繋がる取り組み、つまりはゼネコンの現場管理者の仕事が少しでも楽で正確になるような取り組みの活性化を期待しております。


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