Facebook(フェイスブック、FB)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州メンローパークに本社を置くFacebook, Inc.が運営する世界最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)である。Facebookという名前は、アメリカ合衆国の一部の大学が学生間の交流を促すために入学した年に提供している本の通称である「Face book」に由来している。 ウィキペディア
時価総額
92.1 兆円
業績

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ブロックチェーンを使うと言っても基本的にはFacebookが立てるリブラアソシエーションが管理するためさほど意味をなしませんし、既存の貨幣価値を担保とする点でビットコインのような独自の価値を帯びることもなさそうです。
ただし既存の貨幣価値となんらかのタイミングで切り離されたとき、Facebookが独自の価値の流通を伴うオンラインレイヤーの国家のような存在になるかもしれないと思うとワクワクもします。そのリスクをとるべきかどうか、取れるのかどうかは疑問ではありますが。
・オープンソースでGithubで公開されたブロックチェーン
・複数通貨に価値を裏打ちされたステーブルコイン
・BFT対応のアルゴリズム(HotSruffが基盤)
・専用言語MOVEを開発
・スマートコントラクト実装可能
・VirtualMachineも搭載
・専用ウォレットの開発、2020年提供開始
・Libraの運営はFacebookとは独立したスイス登記のエンティティで実現
ノードの参画には10億円相当が必要で、ある程度社会的に安心してサステナブルに事業を続けられる企業を選別できる仕組みになっていることも面白いですね。
参画企業)
ビザ、マスターカード、Paypal、Stripe、PayU、ebay、MercadoLibre、Farfetch、Uber、Lyft、Spotify、Booking Holdings、Vodafone、iliad、Kiva、Mercy Corps、Women’s World Banking、Facebook/Calibra、Coinbase、Xapo、Anchorage、BisonTrails、Andreessen Horowitz、Union Square Ventures、Creative Destruction Lab、Thrive Capital、Ribbit Capital、
参画企業群のラインナップを眺めながら今後どのようなインフラサービスになるのか、想像してみるのも面白いと思います。
ゲームチェンジャーとなるか、はたして!?
参考)
Libra:https://libra.org/ja-JP/
Calibra:https://calibra.com/
Binance Researchによる解説:https://info.binance.com/en/research/marketresearch/libra.html
今後はリブラの参加企業がリブラをどう活用するのか、フェイスブックユーザーがどの程度リブラを使うか (使ってもらうために参加企業がどんなインセンティブを与えるのか) などが興味深いです。
日本語での発表もあったのが意外ながら嬉しく。これはラブコール?
・問題意識としては金融へのアクセス(金融包摂、Financial Inclusion)で、先進国より新興国を意識しているように見える(新興国向けのFacebook Liteなどとも繋がる問題意識)
・ステーブルコインという裏づけ資産があるデジタル通貨。ただ裏付けは複数通貨のバスケット
・ブロックチェーンは、オープン型(ビットコインのように誰でもアクセスできる)ではなく条件を満たした参加者だけがアクセスできるパーミッション型(コンソーシアム型)。将来的にはオープン型にしたい意向は示している
個人的には、新興国はともかく、どういう導線があるとFacebookで決済をしたくなるかというのが見えていない。行動は習慣だし、Facebookでの日常的な行動は明示的にユーザーの送金・受取に紐付くものは少ない。サービスとして使われている≠そこでユーザーが全ての行動をする。逆に言うとそこの整備がキー。
新興国では、情報インフラ全部を担いにいく(金融も情報の一種)という観点では、ありうるかもしれない。
ただ個人情報関連の外部環境リスクが一層高まっている中で、お金というのは極めてデリケートで、シリアスな扱いが必要。リスクをとらずに新しいサービスは生まれないものではあるが、Facebookへの昨今の評価も含めて考慮すると、リスクを良くも悪くも高める方向の新サービスだとは思う。
株価は+2.6%でスタートしたが、今は+1%ほど。指数がS&Pで+1.1%、NASDAQは+1.7%上昇している中では劣後している。
プラットフォームが完全に主導権を握り、それとどう向き合うかに腐心する、というのがレガシーメディアの姿でした。それと同じ立場に、銀行や金融機関が置かれるのかも知れません。決済ビジネスの戦国時代に、圧倒的な最強軍団がやって来たという感じです。
追記
軋轢を恐れずにイノベーションに邁進するスピード感と度胸は伝統的な大企業には真似はできないところ
米下院金融サービス委員会の委員長、民主党のマキシン・ウォーターズ議員はフェイスブックに対して仮想通貨の開発を中断するように要求した。
https://jp.cointelegraph.com/news/chair-of-house-financial-services-committee-requests-halt-on-facebooks-crypto-project
ドルとの交換レートが固定されているのであれば、ただのドルベースの電子マネー。
しかし、本記事にはないが、別情報によると、「複数通貨のバスケット」が交換レートになるとのこと。
となると、各既存通貨との交換レートが変動することになる。(バスケットに基づくので、ビットコインのようには乱高下しない)
決済参加企業だけで使えるとのことなので、通貨としての流通性は当面はないが、今後オープン化も検討するとのこと。
「資産」として購入・売却の対象になる可能性がある。
各国、特にアメリカの金融当局が規制してくる可能性があるのではないか。
技術的にはブロックチェーンによるとのこと。