木更津市が「電子地域通貨」導入に挑んだワケ~地域衰退を止める秘策
コメント
注目のコメント
一応木更津市民なのでコメントを。
(僕自身は何の利害関係もありません)
『馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない』
という典型的なアレかと。
システムを導入しているのは、関係者の事業所が主ですね。
少なくとも僕の周りで使用している人もこれを話題にしている人も皆無です。
キャッシュレス周りでいうと、セブンイレブンのNANACOポイントはかなり根付いている印象です。
Suicaユーザーも多いですね。
クレジットカードは、個人店だと使用できない店もまだまだ多いです。
《イオンモールや三井アウトレットパークではなく、地元の店舗を利用してほしい。》
という課題に対する解決策としては、アクアコインという手段はちょっと弱そうです。
地元の店を利用しない理由は決済方法ではない、と僕は思います。
本気で根付かせたいなら、公務員、きみしん(君津信用組合)、商工会議所加盟事業所の給料をアクアコインで支払うくらいでないと。
現場からは以上です。
(長文失礼致しました)地域通貨の発想は、絵本作家ミヒャエル・エンデが唱えたことで有名ですが、世界的にはニューヨーク州のIthacaが実態を伴って根付いていることが知られています。
今回の試みではその効果は期待できませんが、格差是正と地域振興の同時実現を狙うのもこの発想の原点です。もっとお金とは何かを考えたくなる「藩札の歴史は、17世紀後半、経済成長の速度に幕府の貨幣発行が追い付かず、通貨不足に端を発する需要不足が起きていたことに起因する…地域内の通貨需給のアンバランスさを解消する術として、各藩が独自に藩札を発行するようになった…19世紀に入ると…「外部通貨」としての金・銀・銅貨と、「内部通貨」としての藩札が、日本全国で当たり前の存在になっていた。」