「タピオカ=ゴンチャ」ではない理由。ゴンチャが本当に作りたいカルチャーとは
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マーケティング戦略の原理原則を守っているゴンチャ
7つのステップに整理してみる。
①スタイルを確立
"美味しいお茶を格式張らずに楽しみながらスタイリッシュに、コーヒー嫌いが飲みたくなるような雰囲気と場所を提供する"
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②ターゲット明確化
カフェ好きの20代女性を中心
コーヒー嫌いのスタバ好き層
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③「ポジショニング」を定める
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④そのポジションに則った「店舗展開」
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⑤オペレーション強化
アルバイト含む人材の採用・育成と業務フローの体系化
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⑥スタイル(ブランド)を市場に浸透
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⑦一過性のブームで終わらせない
マーケティングミックスもしっかり組まれている。
Product=売物
4種類のお茶がメイン。
コーヒーやスムージーなどは扱わない
お茶だけでカスタマイズで2000種を超えるアイテム数
Place=売場
ターミナル駅・日常・非日常という3つの段階に分け、それぞれに出店
ハブになる駅への出店→スポーク=周辺駅への出店という順番を踏んでいる
Price=売値
タピオカ入りのミルクティーを490円の設定にし、ほかのブランドよりほんの少し上を目指した。客単価は550円前後
ターゲットである10代が少し背伸びして買う価格設定
スターバックスと類似した価格設定
Promotion=売方
口コミを誘発する店舗とパッケージデザイン
Z世代に愛されるためのデザインは心掛けられている。
以前に分析をnoteにまとめています!
タピオカミルクティの代表ブランド・ゴンチャの #マーケティングトレース
https://comemo.nikkei.com/n/n6be21ef24612ポジションが明確で、おもしろい。カフェインレスコーヒーもありますが、そもそも苦手という層は一定いるので共感します。
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ゴンチャには、作りたいスタイルがあります。それは、美味しいお茶を格式張らずに楽しみながらスタイリッシュに、コーヒー嫌いが飲みたくなるような雰囲気と場所を提供する、ということです。
ゴンチャの本質は「ティー×カフェ」です。ですのでタピオカはオプションの一つにすぎません。ゴンチャと聞くと、どうしてもタピオカを想起してしまいがちですが違実は意図しないものだったんですね。 時代とマッチしたことでヒットしたが、本当に広めたいのは台湾ティーというのは初めて知りました。
>ブームよりスタイルを作る
ということでしたが、確かに本質的なことかと。商品の魅力がちゃんと伝わらなければファンも増えないし、ブームも起きないと思いました!