サウジ空港を攻撃、26人負傷 イエメンの親イラン組織
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今回の攻撃で使われたのはフーシ派の所有するイラン製巡航ミサイル、スーマール(あるいはそのコピー)のようです。
スーマールはロシアの空対地巡航ミサイルKh55をイランがコピーして、ロケットブースターをつけて大型地対地ミサイルに改造したもので、射程は2000キロ。
その長射程を生かして、以前リヤドやUAEの原子炉を標的にした攻撃で用いられたことがあります(この時は途中で墜落し被害はなかった)
サウジの発表ではフーシ派によるミサイル攻撃は内戦開始以来225発に及んだそうですが、大抵巡航ミサイルではなく弾道ミサイルで、サウジの防空網に迎撃されており、最近はドローンによる攻撃に切り替えていました。
今回巡航ミサイルが防空網をかいくぐりその威力を発揮したことで、今後同様の攻撃が頻発する可能性があります。
又技術、又はミサイル本体の供給元と思われるイランに対し、サウジはより強い態度で対抗してくることが想像されます。