半数を超えた4K/8K比率、薄型テレビ市場
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5月に薄型テレビを購入した消費者のうち、2人に1人以上が4K/8K対応テレビを選んでいます。昨年12月には48%とギリギリ超えていませんでしたが、販売金額では8割に迫るほどの勢いでした。
テレビ購入者の2人に1人が「4K」、販売金額では8割に迫る
https://www.bcnretail.com/market/detail/20190124_102543.html
家電量販店のテレビコーナーで2Kテレビを探すのは、少し難しくなった印象があります。メーカーや小売店が少しずつ進めていた“4Kへのシフト作戦”が功を奏したのかもしれません。4Kテレビの単価は下がっており、買いやすくなっています。ただ、新4K衛星放送を視聴するには、アンテナや配線など、ハードルが多いようです。現在リーチしているであろうユーザー層
・スポーツを高画質で観たいと考える層
・テレビを高頻度でみる40代以上の層
と仮定すると、テレビ離れが進む若年層へのリーチが大切だと考えています。
YouTubeやAbemaTVを4K/8Kで観ることのメリットが出てくると、一気に普及するのではないでしょうか?音響機器のハイレゾ対応も同じですが、例えば、音質の良いヘッドホンを買うと、ハイレゾ対応になっているだけで、ハイレゾ音源を聴いている訳ではありません。
それと同じで、4k/8kテレビを買った人が4k/8k映像を見たいから購入している訳ではなく、10年間使う画質の良いテレビを選ぶと、自然と4k/8kテレビになっただけでしょう。アップコンバーターでHDTV画像も、4k化出来ますから、値段以外のマイナス面はありません。業界的には、4kで単価アップできるので、ブランドとして強いメーカーであればあるほど、4kシフトしていますしね。