あなたの強みを伸ばす「リフレクション」のコツ【リフレクション特集:後編】
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行為の中のリフレクションは、自分を客観視する行為なので、トレーニングしないと意識することは難しいです。
自分を多面的にみられる視点や自分や周囲に流れている空気を感じとる力など、意識を働かせないとリフレクションの質も高まりません。だからこそ、日々の繰り返しと人からのフィードバックが重要になります。いやー、さらっと書いてるけど、かなり高度なメタ認知スキルが必要ですよねー。より簡単なエクササイズとしてお勧めなのは、考えていることを脈絡なくテキストに書き続ける習慣をつけると良いかも。
私もやってますが、仕事の合間にPCでメモ帳にタイピングし続けます。
例えば「うわー、やっかいな返信きちゃったなー、これ、どーするよw。いかん、オレ今ぜったいイラッとしてるな、すぐ返信したらよくない結果になる典型的パターンだわ、これ。いったん放置しよう」とか書いてます。笑
慣れてくると、書かなくても自分の状態をつかみやすくなってきます。
「行為の中のリフレクションとは、言葉のとおり『行為の最中に内省すること』です。いま自分がしている作業の意味や背景について『これはなんのための仕事なのか』『この方法で良いのか』と疑問をもち、考えながら仕事をする。
この場合、振り返るのに特別な時間をとる必要はありません。つねに疑問をもち、自分で考えながら仕事をする習慣を身につければいいのです」リフレクションですが、一番差が付くのは「大学」生活だと思います。
高校までは担任制のケースが多く、ここで言うコレクティブリフレクションの場が与えられます。
企業でも現在、1on1や上司面談が導入されることが多くなっています。
大学の内に「セルフリフレクション」をいかに身につけるか、もしくは「コレクティブリフレクション」の場を用意するか、が日本全体の人材育成の観点で言うとキーになってきそうです。