ファーウェイ制裁の波紋、トヨタ系も米の「懸念リスト」入り
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さて、HUAWEIの次は…
HUAWEIの動きを米国が封じ込めに成功した暁には米国のビジネスに対して影響力のある次の企業が対象となる可能性があります。
トヨタ系も懸念リストに入った様です。
対象となった場合、日本はどういう対応をすることになるのでしょうか。中国の様に米国企業向けに警告をするのか。遺憾の意を伝えるだけで終わるのか…
いずれにしろ、世界的な貿易戦争に発展しない事を願います。ん?アメリカのHUAWEIへの制裁措置を、単に「アメリカ企業が儲けたいために潰しているのだ」と捉える記事でしょうか?
NDSを読めば解りますが、グレーウォーの一環ですよね。
https://dod.defense.gov/Portals/1/Documents/pubs/2018-National-Defense-Strategy-Summary.pdf
要すれば中国共産党は、半導体生産技術を獲得すれば、軍事的にも産業的にも米国に対抗する事が可能となり、何としても半導体生産技術を入手する必要があると(Made in China 2025)。
で、そのための技術を各国から盗用し、またそのためのインフラ構築としての5G機器製品の普及を戦略的に実施しようとしていると。
ちなみにHUAWEIは単なる民間企業ではなく、実態としては中国共産党の企業(≒国営企業)であると。
これらの文脈からビジネスの話ではないのは明白で、中国共産党の米国覇権への挑戦を受けて、アメリカの国防としての話と言う訳ですよね。
こんな話は、昨年9月の日米首脳会談の際に判明していた話で、何を今更感がありますが。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000402972.pdf
特に企業経営者は背景を誤ると、大変な事態に見舞われると思いますけれども・・。
従って昨年9月以降、特にIT企業は中国でビジネスチャンス!とか無い訳で。
一方で、トヨタとの貿易摩擦の話は国防の話ではなく、アメリカの自動車産業保護の話。
なぜなら先のトランプ来日におけるインタビューでもTPPの話題として、加入していれば自動車産業は大きなダメージを負っていたとしているのだから、日米FTPにおいてアメリカの自動車産業に従事する人を保護する目的で、TPPより更に大きな譲歩を迫るでしょう。
https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/remarks-president-trump-prime-minister-abe-japan-joint-press-conference-3/
HUAWEIの話とトヨタの話を単なる貿易戦争の話として同列に扱ってはダメだと思いますが。。
あるいはトヨタがNDS等で名指しされる予定なんでしょうか。