新規の漁業就業者数は2000人、意欲ある担い手はどこに?
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農業もそうですが、農業大学校から実際農業にいく人は僅かです。
大半は周辺産業へ就職します。有名どころとしては
・農業普及員
・JA職員
・農薬メーカー
・農機メーカー
・肥料メーカー
・食品加工メーカー
とかですね。
漁業も同じ感じじゃないですかね。夢とかロマンとかやる気とかはどうでもよくて、単純に長いデフレと輸入拡大で再生産価格より安く買い叩いてくるから収入面で未来が見えないんじゃないかと思います。
一次産業の学校に入る人は家族の大変な姿を間近で見ているのでその辺結構シビアですよ。言うまでもないですが、ロボットやAIで穴埋めし切れないこの業種は、海外から外国人を更に受け入れるしか無い。
既に日本の漁業で働く技能実習生で海外の大卒はほぼいないが、記事にあるような水産系大学を海外で卒業した人材のうち、日本の漁業就業希望者は東南アジア、南アジアに多数いる。軽く数万人は。
この層を今後メインで受け入れて行けば将来跡取りのいない船の船長を継いでくれる人材も出てくる。
アジア新興国の水産系大学出身者の受け入れ。これが今後の同業界の切り札だ。総合大学の水産分野で学びましたが、漁業への就労という選択肢はありませんでした。周りにもそのような人はいませんでした。
みんなこんなに魚が好きなのになんでだろ?それは規模感、待遇面が原因だったのかなと思います。コネクションもありません。
あんまり盲信はしませんが、よく成功例として出されるノルウェーでは漁業が先端分野であり、何より儲かる仕事として人気があるとのこと。
私の少ない交友関係でも、儲かっている漁師さんほど後継者が育っている、また育てている気がします。やはり魅力ある仕事にしないとですね。