• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

フィンテックで「金融システムに混乱も」、IMF専務理事が警鐘

110
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

注目のコメント

  • badge
    京都大学 教授

    私は福岡の会場で直接この講演をお聞きしていたので、ちょっとこの報道には違和感を感じました。ラガルド専務理事のスピーチは、もっとフィンテックをポジティブに評価したものであったからです。

    専務理事のスピーチは、IMF自身のサイトで日本語版が読めますから、是非こちらを読んだうえで、記事がポイントをついているかどうかを判断するとよいと思います。

    https://www.imf.org/ja/News/Articles/2019/06/07/sp060819-lagarde-the-next-steps-for-international-cooperation-in-fintech

    確かに、「金融環境の大きな混乱のひとつ」(A significant disruption to the financial landscape)が、大手テクノロジー企業に起因する可能性が高いとは指摘しています。しかし、この混乱とは、既に全世界で生じつつある古い金融と新しい金融との競争、新しい金融への規制が及ばないことなどを指しているのだろうと私は考えます。GAFAによって金融危機が引き起こされると警告しているわけではないのです。

    ラガルド専務理事は、その一方で、「フィンテックの潜在力を活かして金融の包摂性を高め、一層の発展を実現」するために、「暗号資産、ノンバンクのフィンテック仲介機関、データ・ガバナンスの面で、国ごとに異なるアプローチを調和させることが非常に重要です。」とも述べています。そして、「石橋を叩いて渡れ」という日本のことわざを引用して、慎重に変革を進めていくべきだと結んでいるのです。

    会場では、この「石橋を叩いて渡れ。でも安全が確信ができないなら渡るな」の一節で、笑いが漏れました。でも、実際には、渡らないでいることは難しいことは、聴衆も理解していたと思います。

    問題は、事態が進展してしまう前に、「国ごとに異なるアプローチを調和させること」ができるか、ということでしょう。専務理事のスピーチは、そのための各国金融当局の協調を鼓舞するものであったと思います。


  • badge
    NCB Lab. 代表

    「大手ハイテク企業は、巨大な顧客層と豊富な資金力を活用し、ビッグデータやAIを基にした金融商品を提供する。金融システムは大きな混乱に見舞われるだろう」とラガルドさん。

    大手ハイテク企業がモバイル決済における支配力を強めている、と警鐘を鳴らしました。
    Google Pay、Apple Pay、中国のAlipayやWeChat Pay、あるいはアフリカのM-Pesaを運営するボーダフォンなどを意識しているようです。

    IMFはモバイル決済によって、銀行システムが機能しなくなってきたという軋みを感じているのでしょうか。銀行が顧客を向いていないことへの不満からFinTechが生まれている。それを金融関係者は真剣に考えてほしいものです。FinTechを責めるのではなく。大手IT企業を責めるのではなく。


  • badge
    CARTA HOLDINGS 代表取締役会長兼CEO

    こちらも参考に。
    https://moneyforward.com/mf_blog/20170127/fsb0/

    『こうしたイノベーションは金融市場の近代化につながるかもしれないが、数社のハイテク大手が支払い・決済システムを支配するようになれば、金融システムは脆弱になりかねないと警告した。』


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか