【桜木建二】好きなことに打ち込め。「教師」は「コーチ」に変われ
NewsPicks編集部
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先生はメンター、コーチ、ファシリテーターへ。ただ、上の者が下の者を導くという考えではなく、「学び合う」という考えが必要。「教える」という言葉は今後あまり使われなくなるのでは。
リバースメンターシップの大切さについても、昨今教育現場で議論されつつあります。娘の小学校で「公開授業」などに参加しますが、小学校の先生に求められるものも、私らの子どもの頃とはずいぶんと変わったなあと思うことがあります。
「もはや先生と名のつく立場だからといって、話したことを鵜呑みにしてもらえる時代ではないんだ。一方的に知識を分け与えてやるのだという態度ももちろん通用しない」テクノロジーを活用して20世紀型の学びを効率化させて、アクティブラーニングで実践から学ぶ21世紀型の学びの時間を捻出することが大切です。
20世紀型の学びも入念なインプットと完璧なアウトプットを求めていましたが、記憶は根性よりも使うことで定着します。ある程度のインプットを得てからアウトプットで使うことを意識すれば、失敗も増えますがその分だけ記憶も捗ります。20世紀型の学びもアジャイルで進めることが大切になります。
情報処理力と正解は、万人に通用することこそが解となる強迫に基づいていましたが、情報編集力と納得解は、人を刺激して動かすことこそが解となる共感に基づくものです。
アクティブラーニングは人の共感と巻き込みを得るための実践として有効なので、大人の学びもアクティブに変えていく必要があります。