【1分解説】「ホテルの王者」参入で民泊は戦国時代に突入
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民泊事業は参入障壁が低いので、マリオットが参入したとしても大勢に影響するようなことはないでしょう。
それよりも、個人的にはアマゾンが民泊に参入した時のインパクトを私は考えています。
あれだけ大きなプラットフォームを持ち、決済もアマゾン決済ですみ、値段も安い。
旅行関連で手慣らししていることに鑑みれば、アマゾン帝国の次なる(もしくは次の次)野望は民泊かもしれません。
アマゾンが日本を有望市場と考えているのであれば、東京五輪までに動きがあると思います。
逆に、動きがなければ、日本は大したマーケットではないと判断しているのかも…民泊法がキツイですからねえ。
注目のコメント
昨年1年かけて準備して民泊新法にのっとった民泊を開設しました。
農家の築50年の空きアパートを1棟リノベして、女子学生が住みながらオカミをするという内容で話題を作り、クラウドファンディングも100万以上達成して
日々DIYも学生達とやってなかなか楽しく開設できたのですが
様々な許可申請をとおし、同時に現状をいろいろ聞き取っていくうちに行政も相当に頑張って「民泊は儲からない」という制度設計をしてくれたものだなとつくづく感心しました。
新法施行から1年。本気の事業者ほど参入しないか、もしくは脱法で稼ぎをつくるという方向に流れているという声もちらほら。
法律の整備に関わった方々の声もきくと
「ホンネでは市民の多くは外国人となるべく関わりたくない」「既存の旅館業法事業者を守る必要があった」
という民意を反映したものだということがわかってきました。
五輪開催も観光立国も外国人人材も空回り感が否めないところではありますが
個別案件で好事例をつくり、少なくとも私が住む街だけでも気運を変えていけるように精進します。川上から川下(ホテルから民泊)へという流れと、川下から川上へ(民泊からホテル)という2つの流れ。マリオットグループは前者。airbnbは後者。どちらに分があるのか。おもしろいテーマです。
利用者は目的によって使い分けるでしょう。信頼性とちょっとしたラグジュアリー感を求めるならマリオット。手軽さや安さで満足する人はairbnb。いずれにせよ、決済はキャッシュレス。民泊というと、日本では厳しい規制ができたこともあり、パッとしない印象を持っていました。しかし、世界では成長市場なんですね。マリオットの進出は、ホテル業界が民泊を無視できなくなっているということのあらわれでもあります。
マリオットをはじめとしたホテル業界が狙うのは、民泊の中でもラグジュアリー市場。1泊数十万円の別荘やお城を貸し切るタイプが主流です。家族や友人たちとゆったり、優雅に旅行を楽しみたい、そこでさまざまな体験をしたい、という需要を取り込んでいます。そしてその背景には、世界の富裕層が所有する別荘を、運用がてら貸し出したいというニーズがあります。
このマリオットの参入を、airbnbはどう見ているのか。aibnbの共同創業者に直接ぶつけてみました。共同創業者はどう答えたのか。インタビューは明日、公開です。